世間では、「アラフォー」「アラ還」という言い方が流行っているようです。
テレビ等を見ていると「アラフォー」よりは、「アラ還」のほうが元気があるみたいですね。「アラフォー」=「アラウンド40」「アラ還」=「アラウンド還暦」です。そして今回は、そんな風潮の中、「ジャス還」の寺下様にお話しを伺いました。「ジャス還」は世間では誰も言ってません
児玉:寺下様、今日は「継続してる趣味がある」と伺ってきました。どんなもので、何をきっかけ
に始められたのかお話しいただけますでしょうか?
寺下:この会社を始める前は、大手企業の社員でしたからまだまだ若い現役のころ、地方支社での
業務の時期がありました。私は北陸出身ですが、地元の支社での業務時代、なんといっても
地方は夜が早いので、夜時間が長いんですね。あまり毎日お酒を飲んでいるわけにもいかず
何か空いた時間でやれることは無いかなぁ〜と考えて思いついたのが、記憶に残る場所等を
絵に表現してみることでした。それ以来、B4くらいの画用紙に気になった場所の風景等を水
彩画が主ですが、書き留めています。
児玉:今までにどのくらい書き留められたのですか?
寺下:そうですね。数えたことは無いですが随分な枚数になると思います。
児玉:過去を振り返ったときどのような風景を書き留めることが多いですか?
寺下:ひとつのテーマを持っていて、そのテーマに遭遇したときはそれを自然と書いていますが普
段は思いついたときに目に留まったものを書いていますね。
児玉:テーマはどのようなことですか?
寺下:ひとつのテーマを持っています。「無名の風景」&目垢の付かない景色に遭遇した時、「自
分の風景」として自然に描いています。見逃してしまうような景色も新鮮に映ります。 東京
はとても面白い街です。特に新宿や原宿(この地域は昔からよく仕事で関わることが多いた
め)は、昭和と現代のミックスする風景がたくさん残っています。私のテーマはその昭和と
現代のミックスした場所を発見しては、写真に撮ったり・ラフスケッチをしたりしています
東京には「定評のある美景」も素晴らしいと思いますが、まだまだ目垢の付かない景色が沢
山あります。
児玉:確かに2階建ての昭和初期の建物の横に、現代風の高いビルが立ってしまったりしそうです
よね。今日は何かその中から、このインタビュー記事に掲載してもよろしいものがあれば選
んで掲載させて下さいね。
寺下:人のために書いたことはほとんど無いんですが・・・既にあるものからでよければどうぞ。
児玉:見せていただくと結構細かいところまで気配りされている絵なので1枚を書き上げるのにか
なりの時間と・体力が必要な気がするのですが・・・。
寺下:そうなんです。この絵を描き続けることが私自身の健康維持のバロメーターになりますね
だから思うんですが・・・やっぱり趣味だけを毎日・毎日やっていたら嫌になってしまうと
思います。私も、仕事を頑張っているからこの絵に没頭できる時間が一番リフレッシュでき
るとても大切な時間です。
児玉:そういわれてみるとそうですね。たくさん時間があるとそれまで頑張ってやってきたことも
思ったほど効率があがらないなんてことがあったりしますよね。
そう思うと、何でもつらいなぁと思うくらいのぎりぎりの感覚で仕事もしながらリフレッシ
ュするために余暇も自分で時間をつくってというような、そんな時間配分が一番いいのかも
しれませんね。私も寺下さんに同感です。
私が今回多々ある中から2枚の絵をチョイスさせて頂きました。趣味の領域ははるかにこえ
ていそうで、そのうち個展でも開かないといけませんね。(その際は段取りします!)
私は絵を見るなり、この光景が手にとるように伝わってきました。これを読んでくださった
みなさんはこれがどこかきっとお分かりになるはずです。(^^)
寺下:この2枚の絵は、ラフスケッチをして看板とかリアルなところを書いた記憶があります。
絵を完成させるためには、何度が現地に行ってリアルな風景を確認したりします。
児玉:絵を描くことも、仕事をすることも全力でやってる感じが伝わってきますね。特に原宿竹下
通りは、今もこんな感じですよ。でもそのうち本当に無くなってしまいそうな光景ですよね
絵を描き続けていることの良さはなんでしょうか?
寺下:仕事だけではやっぱりダメだと思うんです。なぜかというと仕事頭で24時間だと身体が持
たないでしょう。ずーっと仕事のことばかり考えていたら寿命は確実に縮まります。胃も痛
くもなります。だから、何でもいいと思うんですが仕事以外に没頭できることが必要だとつ
くづく思います。それで、また新たな気持ちで取り組んだ仕事はうまくいったりするもので
す。
児玉:そうですね。おっしゃる通りですよね。この気分転換が本当に重要なんでしょうね。今日は
パワーをたくさん頂きました。ありがとうございました。



========= 編集者の独り言 ============
寺下さんは、突然「たばこ」と「ゴルフ」をやめたそうです。そして、その日は写真に納められいました。これ!と決めたらとことんやってやる!という意気込みがお話ししていても伝わってきました。仕事だけじゃなく、「自分に戻る時間」が大変貴重なんだなということをとても強く感じました。いつか、ぜひ、個展を開きましょう!
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